パーマは 基本的には 1液のアルカリの還元剤で
髪を 軟化 還元して 結合を切り離し
2液の 酸性~弱酸性の酸化剤で酸化させて 結合をつけて
パーマをかけていきます
アルカリとは 水のphが7の中性を基準として
7以上のものが アルカリ
7以下のものが 酸性 ですよね
そして 髪のベストな状態は よくいわれる弱酸性の
ph5.5前後です
そう考えると
髪にとっては アルカリの1液をつかわなくても
水につかるだけで
髪からみたら アルカリにかたむいて軟化しているということになります
よく 髪を濡らすと 髪が柔らかくなった感じがしますが
それが
アルカリにかたむいている(軟化)しているということです
海水だとさらにphが高く8.5ぐらいなので
さらに軟化するということになります
なので 髪が濡れているときに
強い外的要因が 加わると 髪がダメージしてしまいます
そして パーマ的にいうと
髪を濡らして 柔らかくなりやすい(軟化しやすい)髪質の方は
強いパーマ剤をつかわなくても
パーマはかかるということです
(髪の部位 や 根元から毛先のコンディションも
考えていかなければならないのですが)
ただ 髪を濡らしただけでロッドに巻きつけて乾かしても
還元(結合を切り離す)はされてないので パーマは かかりませんよ
モチヅキ タカヒロ